<特集>野山の息吹をそのまま。「山野草と盆栽」


山野草とは。
平地から山地にかけて自生する草花や低木をいいます。
園芸用に栽培されているのは、種子から発芽、株分け、挿し木などにより、代々に渡って育てられてきました。

まるで自然の景色を切り取ったような姿を楽しむことができます。


月日とともに移り変わる様子は、いつ見ても飽きることがありません。

野山と同じに。
山野草が育つ環境は、崖や木々に囲まれた半日陰。

こちらでは、過度な造形を行わずに、自然の野山に近い環境で育てているのがこだわりです。
軒下が半日陰となり、棚が山の斜面のように風通しを良くしています。


風雪は軒下まで入り込み、鉢は雪帽子に覆われています。


地面に置かれた鉢には、1メートル以上の雪が積もっています。
あまりの量に、株の状態が心配になるほど。


早春に雪の間から芽を出しているのは、高い滋養強壮効果を持つと言われる行者ニンニク。


控え目な地上部とは異なり、力強く広がる行者ニンニクの根。
ここまで育つには数年かかります。

色とりどりの花々。
3月いっぱいで雪が解け、4月から5月にかけて暖かくなり始めると、いっせいに開花が始まります。

こちらはシラネアオイ。
紫色の花びらに見えるのは、正確には萼片(がくへん)です。
大きな立ち姿で柔らかい風合いが特徴の、人気がある品種です。


希少な八重咲きシラネアオイ。
萼片が幾重にも重なっています。


こちらも希少な白花シラネアオイ。


ミネゾウは小さな花を沢山つけています。


ヒメシャクナゲの花も鈴なりで、見るからに元気いっぱい。


こちらはミヤマハンショウヅルを鉢植えにしたもの。
伸びるツルを添え木などに這わせて楽しみます。
まるでタコさんウインナーのような花が印象的です。


ラン科のオオイワチドリ。
名前の通り、渓谷の岩場に見られると言います。


八重咲きエンレイソウ。
力強く上品な佇まいが人気です。


秋になると紅葉も。
こちらはイワシデの紅葉。


晩秋に咲き始めるコルチカム。


ダイモンジソウの花はまだつぼみ。

山野草は、越冬時に地上部の茎や葉を枯らして休眠に入る、多年草です。
静かな冬を終えると、早春から晩秋にかけて、様々な姿の草花を楽しむことができます。



山野草の販売所はこちら。
道の駅 かみこあに。

四季美館。